<バルチックカレー>運営会社に賠償命令 資金詐取を認定(毎日新聞)

 カレーチェーン「バルチックカレー」を展開していた「バルチック・システム」(東京都港区、08年解散)に出資金をだまし取られたとして、川崎市の母娘が同社や吉野幸則・元社長らに約1億7800万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は5日、請求通りの支払いを命じた。布施雄士裁判官は「投資名目で資金を詐取した」と認定した。

 判決によると、母親は06年、同社従業員から「バルチックカレーを中国で展開する。五輪や万博があるので間違いなく成功する。配当は年40%」と勧誘され、娘とともに07年までに計約1億6200万円を出資したが、配当は約130万円しか支払われなかった。

 判決は「異常な高配当を約束しながら、投資リスクを説明せず、資金をどう運用したかも示していない。当初から利益を配当するつもりがなかったと認められる」と指摘した。

 吉野元社長は09年5月、毎日新聞の取材に「中国の毒ギョーザ事件の影響で計画が頓挫した」などと説明。警視庁は今年2月、同社などを金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で家宅捜索し、資金集めの実態解明を進めている。【伊藤一郎】

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